2012/1/27(金)のニュースで紹介したお花
紹介したお花は・・・
千葉県産 ポピー(切花)です。
ポピーは世界に100種類以上あるケシの仲間で、その中でも、花を観賞する目的で栽培されるのは主に3種あり、虞美人草とも呼ばれる多花性の一年草の「ヒナゲシ」に、直径10〜15センチもある大輪の花を咲かせる宿根草の「オリエンタルポピー」、そして、日本では秋まき一年草として育てられ、早いものでは3月頃から咲き始め6月くらいまで花が咲く「アイスランドポピー」です。この中でも、普通に「ポピー」として切花等で流通しているのは、「アイスランドポピー」です。
ポピーは高さは30〜40センチになり、3月から6月ごろまで鮮やかな色の花を咲かせます。花色は、橙赤、橙、黄が主体で、桃、白などもある。色鮮やかで、薄く、ふわふわとした花びらをもち、その姿・色合いは、見る人にいち早く春を感じさせてくれます。
また、毛の生えたような蕾はインパクトがあります。シベリアや中国の北部などが原産地と言われており、寒さには強い反面、高温多湿には弱く、本来は宿根草のものであっても、日本での夏越しは難しく、一般的には秋に種をまく一年草として扱われています。日本にやってきたのは大正時代のようです。
ケシの仲間ですが、現在は違法な成分が含まれているものは流通していません。
【アイスランドポピー】
科名:ケシ科ケシ属
園芸分類:耐寒性一年草(本来は宿根草。暑さに弱いため、日本では一年草扱い)
開花期:春〜初夏
流通時期:1月〜5月
原産国:シベリア周辺
花言葉:七色の愛 乙女らしさ 感謝 なぐさめ
とじる