お花の豆ちしき

美味しいハーブ教えます

 ハーブの利用法はいろいろありますが、ほんの少しの量で、しかも、家族全員で楽しめるのは、料理に使うことではないでしょうか?
 私たち日本人が良く使う三つ葉、しそ、ねぎ。これらもハーブの一種です。私たちが自然と使いこなしている、これらのハーブにプラスして、地中海沿岸原産のハーブも料理に加えてみませんか。

 例えば、肉料理に欠かせないセージやローズマリー。細かくきざんでハンバーグに入れるだけでも、一味違った美味しさを楽しめるはずです。ローズマリーは、老化防止。セージは、殺菌作用、防腐効果で食中毒の予防にもなります。また、魚の塩焼きや煮付けはどうしても生臭さが気になりますが、何種類かのハーブ(タイム・チャイブ・パセリ・フェンネルなど)を、魚の腹に詰め込み少量の油をかけて、オーブンで焼けば、たまらなく食欲をそそる匂いが台所中に漂うことでしょう。

それから、最近注目のハーブ、ステビア。ダイエット甘味料として幅広く利用できます。

 他にも数多くのハーブ料理がありますが、何にでも使えるハーブを教えましょう。あらかじめ、室温で軟らかくしておいたバターにハーブ(バジル・チャイブ・タラゴン・ディルなど)、レモン汁、コショウを入れてかき混ぜれば、ハーブバターが出来上がり。トーストに塗る定番の使い方の他、ステーキにのせたりカレーやシチューに一さじ加えれば、深い味わいとコクがでます。作ったハーブバターは、ラップでくるみ、冷凍しておけばいつでも使えて便利です。

 ハーブ料理を作るコツは、使い過ぎないことだと思います。素材を引き立てる脇役として使えば、食卓に彩りと香り・健康をもたらしてくれるでしょう。