2012/2/24(金)のニュースで紹介したお花
紹介したお花は・・・
「八重咲きクリスマスローズ」です。
クリスマスローズは、原種がヨーロッパから西アジアにかけておよそ20種、中国に1種が知られる、毎年花を咲かせる多年草です。それらの原種を掛け合わせて作られたのが、ガーデンハイブリットといい、そのなかでも近年最も出回っているのは、早春咲きのオリエンタリス系の交配種です。
クリスマスローズは、花の咲き方が一重のもの、八重のもの、その中間のものがあり、それぞれ、シングル・ダブル・セミダブルと呼ばれており、特にダブル(八重咲き)のものはとても高額で取引されているものも存在します。
また、ほとんどのクリスマスローズは種で増やされており、同じ親であったとしても、それぞれが違った色、模様、咲き方の花が咲き、まさしく世界にひとつだけの花といえます。
実は、花びらに見えるのはガク片で、花のように散ることはないので「ガク(学)が落ちない」や花びら(ガク片)が五枚で五角形に見えるところから「五角→合格」と縁起を担がれ、最近では「合格の花」と呼ばれています。
ちなみにクリスマスシーズンに咲くものは原種のニゲルというもので、クリスマスローズの語源にもなっています。
【クリスマスローズ】
科名:キンポウゲ科
園芸分類:耐寒性多年草
原産地:ヨーロッパ・西アジア・中国
花期:1月〜3月
流通時期:12月〜3月
花言葉:「不安を取り除いて下さい」「スキャンダル」「追憶」「中傷」「慰め」
とじる