紹介したお花は・・・ | |
千葉県産 ポピー(切花)です。 | |
ポピーは世界に100種類以上あるケシの仲間で、その中でも、花を観賞する目的で栽培されるのは主に3種あり、虞美人草とも呼ばれる多花性の一年草の「ヒナゲシ」に、直径10〜15センチもある大輪の花を咲かせる宿根草の「オリエンタルポピー」、そして、日本では秋まき一年草として育てられ、早いものでは3月頃から咲き始め6月くらいまで花が咲く「アイスランドポピー」です。この中でも、普通に「ポピー」として切花等で流通しているのは、「アイスランドポピー」です。 ポピーは高さは30〜40センチになり、3月から6月ごろまで鮮やかな色の花を咲かせます。花色は、橙赤、橙、黄が主体で、桃、白などもある。色鮮やかで、薄く、ふわふわとした花びらをもち、その姿・色合いは、見る人にいち早く春を感じさせてくれます。 また、毛の生えたような蕾はインパクトがあります。シベリアや中国の北部などが原産地と言われており、寒さには強い反面、高温多湿には弱く、本来は宿根草のものであっても、日本での夏越しは難しく、一般的には秋に種をまく一年草として扱われています。日本にやってきたのは大正時代のようです。 ケシの仲間ですが、現在は違法な成分が含まれているものは流通していません。 |
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【アイスランドポピー】 科名:ケシ科ケシ属 園芸分類:耐寒性一年草(本来は宿根草。暑さに弱いため、日本では一年草扱い) 開花期:春〜初夏 流通時期:1月〜5月 原産国:シベリア周辺 花言葉:七色の愛 乙女らしさ 感謝 なぐさめ |