2010/8/13(金)のニュースで紹介したお花
紹介したお花は・・・
富山市産の「シンテッポウユリ(新鉄砲百合)」です。

開花期は、7月〜9月で「ナツユリ」とも呼ばれ、夏の暑さの中でまっすぐに伸びた緑の茎とラッパのような形の白い花は、涼しげでお花の少ないこの時期に目を引きます。
シンテッポウユリは、タカサゴユリとテッポウユリの交配種で両方のお花の特徴を引き継いでいます。見た目は、ほぼ同じですが、テッポウユリよりも花が小さく葉が細いところ、タカサゴユリの花の外側に見られる紅紫色の筋が無いところで見分けます。
テッポウユリが球根から栽培するのに対しシンテッポウユリは、種子から栽培され発芽から7ヶ月程度で開花(富山では1月中旬に種まき)するため、テッポウユリの出荷が少ない夏期に出まわることからお盆の時期には欠かせないお花です。県内でも近年栽培が盛んになっています。

科名:ユリ科
属名:ユリ属
園芸分類;耐寒性多年草
原産地:日本
花期:7月〜9月
流通時期:7月〜9月
花言葉:純粋、威厳