お花の豆ちしき

ポインセチアを楽しもう!

★花言葉:私の心は燃えている。祝福する。博愛。★
お花の豆ちしき
その燃えるような赤い色と永遠を思わせる緑が人気の秘密とされるポインセチア!
クリスマスのシンボルとされているポインセチアは、中央アメリカ原産の低木です。メキシコでは魔よけの意味を持つ赤色をクリスマスに飾る習慣をもとに、19世紀にヨーロッパやアメリカで使われるようになったと言われています。
日本には明治時代に伝わりましたが、大酒のみの赤い顔に似ていることから、和名はショウジョウボク(猩々木)と名付けられました。
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一般的に花と思われている部分は、色が変化した葉で、「苞(ほう)、苞葉(ほうよう)」と呼ばれるものです。色は赤、白(クリーム色)、ピンク、マーブル(ピンクに黄色の覆輪)とさまざまな色があります。
では、花は?実は苞の中心にある、黄色い小さな部分が花なのです。杯状花序(はいじょうかじょ)と呼ばれるもので、花びらは無く、めしべとおしべが総苞に収まっています。
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恋している貴女、恋人募集中の貴方、一鉢のポインセチアを手元に置いてこの冬を楽しみましょう。

【ワンポイントアドバイス】

上手な求め方
葉や苞の色つやがよく、葉がよくつんで間伸びしていないもので下葉が黄色くなっていないもの。

置き場所と管理
クリスマス時期に出回りますが原産地はメキシコ。寒さには弱いので、冬の間、屋外に置き忘れると枯れてしまいます。冬は室内で、10℃以下にならない場所に置きましょう。
水やりは、鉢土が乾いてからたっぷり与えます。肥料は冬の間は要りません。

来年も楽しむために
冬から春にかけて室内に置いた鉢は、霜の心配が無くなったなら屋外に出し、5月下旬に植え替えます。
夏は日によく当てて水やりを忘れず、7月下旬に伸びすぎた枝を短くして、9月になったら一回り大きな鉢に植え替えるとよいでしょう。
肥料は月に1〜2度液体肥料を与えます。
ポインセチアは、短日植物なので9月下旬から一ヶ月半の間午後6時から翌朝9時ころまで段ボール箱などを被せて花を着けるようにします。10月以降は、明るい室内で管理します。

ゴールドクレストなどと寄せ植えして金や銀のオーナメントで飾るのも楽しいですよ。
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